人を喜ばせる技術
昨日NHKのテレビ番組の中で、亡くなられた人の写真やデータをAIに読み込ませ、現代の容姿に発展させて会話も出来るという番組が放送されていました。
(NHK←いつまで観れるかわかりませんがクリックしてみてください。)
凄い技術だと思います。悲しみに明け暮れた人にはとても心強く、癒され、嬉しさでいっぱいになることと思います。
とても素晴らしい技術だと思いますが、その反面、これはバーチャルでもあり、人々への生活、考え方、行動を変えてしまうような気がします。
バーチャルの世界に依存すると、人との付き合いが減ってしまったり、仮想の世界を楽しんで外出しなくなったり。。。自分の世界観が小さくなってしまうんじゃないでしょうか?
人は人と触れ合い、喜びや痛みを知り、人と人とが交錯して学んで育って行くことこそがこの世(現実世界)に生まれてきた役割じゃないかな~と感じることが多々あります。
以前、私が色々教えて頂いたご住職の法話の中に、
亡くなられた人はこの娑婆世界での修行を終え、今度は仏さまとして皆様を見守る役目があるとお話してたことがあります。
亡くなられた方は姿、形に見えなくてもずっと傍で見守ってくださってることと思います。
AIの技術を利用するのもいいと思いますが、亡くなられた方の思いを大切に自分の中でも感じてあげて下さいね。